人の印象を決めるうえで欠かせないのが「香り」。
しかし、市販の香水や柔軟剤の香りが苦手で使った経験がないという人もいるのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのがオリジナル香水を手作りすることです。
天然のエッセンシャルオイルを使った香水作りは、香りの傾向や強さも自分の好みに合わせて調整できます。ぜひチャレンジしてみてください。
オリジナル香水の作り方
オリジナル香水の作り方は簡単です。
基本的には、無水エタノールと好みのエッセンシャルオイルを混ぜ合わせるだけ。
初心者でもかんたんに始められます。
- エッセンシャルオイル(精油)……3ml(約60滴)
- 無水エタノール‥‥‥30ml
- オリジナル香水を入れるビン
1.香水のイメージを決める
香水作りを始めたばかりの頃は、なかなか思い通りの香りにならなかったり、実際に使ってみたらイメージとは違う香りだったということも。何度も作り直して好みの香りを作るのも香水の作りの醍醐味ですが、少しでも好みの香りに近づけるために、まずは作りたい香水のイメージを決めましょう。
決めるポイントは主に3つ。「香りの傾向」「期待する効果」「使いたい植物」です。
決めた香りのイメージをもとに、使用するエッセンシャルオイルを決めます。なおエッセンシャルオイルは1種類である必要はなく、複数ブレンドしてもOKです。
柑橘系のフレッシュな香りが好きならオレンジやライムなどのエッセンシャルオイルがおすすめ。またリラックスしたいときにはイランイランやヒノキがおすすめです。
2.ビンに無水エタノールをいれる
使用するエッセンシャルオイルが決まったら、いよいよ香水作りです。
まずはビンに無水エタノールを全て入れます。その次に、エッセンシャルオイルを少しずつ入れます。
エッセンシャルオイルは、複数使う場合も合計が20滴になるように調整してください。
材料を全て入れたら、よく混ぜます。
3.熟成させて完成
作ってすぐの香水はエタノールの匂いも出てしまうため、1~3日程度熟成させます。
作った香水は直射日光の当たらない場所で、高温多湿を避けて保管してください。

手作り香水の魅力
手作り香水の魅力は、「自分だけの香り」がつくれること。
市販の香水や柔軟剤が苦手な人でも、好きな香りを見つけやすいのが魅力です。また香水として自己表現するのはもちろん、ルームフレグランスとして使えばリラクゼーション効果も期待できます。
市販品にはない唯一無二のオリジナル香水作りを楽しんでくださいね。