果物

梅仕事デビュー梅シロップ、梅酒を作ろう!小さめのガラス瓶レシピ

梅仕事と聞くと、「大変そう…」や「難しそう…」というイメージがあり、なかなか手を出せないでいる方もいらっしゃると思います。

梅仕事デビューには、小さめのガラス瓶で作る梅シロップがおすすめ。今年もやってくる梅の季節に、梅仕事デビューしてみませんか?

今回は、小さめのガラス瓶で作る梅シロップの作り方を紹介します。梅の収穫時期や栄養についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

梅について

一般的に、梅の収穫時期は6月〜7月とされています。梅の栽培で有名な和歌山県では、

青梅の収穫は6月初旬から始まり、黄色い梅の収穫は6月下旬から始まるのが一般的です。

梅は、果物の中ではカリウムや鉄、ビタミンEが豊富に含まれています。

カリウムはリンゴの2倍、鉄はリンゴの6倍、ビタミンEはリンゴの33倍。栄養が多く含まれているのも、梅が愛される果物である所以です。

しかし、生の梅には青酸配糖体のアミグダリンという毒があります。

梅酒や梅干し、梅シロップにしてしまえば、毒性は分解されます。

小さなお子さまがいる家庭は、梅仕事をするときに生の梅を誤って口にしないように気を付けましょう。

小さめのガラス瓶で作る梅シロップの作り方

梅シロップの作り方

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【材料】

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青梅

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氷砂糖(青梅と氷砂糖は同量)

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保存用のガラス瓶

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【作り方】

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①保存用のガラス瓶を煮沸消毒する。

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②青梅をよく洗う。

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③たっぷりの水に1〜2時間浸けて、青梅をアク抜きする。

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④青梅の水気をしっかりとふき取る。

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⑤竹串などを使って、青梅のヘタをすべて取る。

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⑥冷凍庫で一晩寝かせる。

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⑦ガラス瓶に青梅と氷砂糖を交互に詰める。

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⑧氷砂糖が全て溶けたら完成。(目安は10日ほど)

今回は氷砂糖で作る方法を紹介しましたが、白砂糖や三温糖、黒糖でも梅シロップは作れます。

小さめのガラス瓶で作る場合は、いろいろな味を作ってみるのも楽しいですね。

黒糖で作る場合は、普通よりも溶け出すのに時間がかかります。

毎日瓶をゆすったり、煮沸消毒したスプーンで混ぜたりして、黒糖が溶け出すのを待ちましょう。

梅酒

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梅酒を手作りしてみませんか。梅酒は、梅の実と氷砂糖を1:1の割合を目安で作り、3ヶ月程度で飲み頃になります。梅の実は3〜6ヶ月で取り出すのが良いので、大きめの瓶でいっぺんに漬け込むのも良いですし、小さめの瓶で漬け込む期間を変えてみたりするのも楽しそうです。

氷砂糖の代わりに黒糖を使ってみたり、お酒の種類を変えてみたりすることで色々アレンジもできます。梅を漬け始めてから飲み頃になるまでの間、少し時間はかかりますが、ゆっくり待つのも梅酒の楽しみの一つですよね。

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※梅酒作りは法律が御座います。注意ご確認の上お作り下さい。

 

小さめのガラス瓶がおすすめな理由

青梅は1kg単位で売られていることがほとんど。一気に作ろうとすると、自ずとガラス瓶のサイズも大きくなってしまいますが

、青梅が1kgあっても小さめのガラス瓶に分けて作るのがおすすめです。

小さなガラス瓶で作ると、季節の味である梅シロップを簡単におすそ分けすることができます。

ひとり暮らしの方や年配の方、梅仕事をする暇がない方にとっては、梅シロップのおすそ分けは嬉しいもの。

今年は小さめのガラス瓶で梅シロップを作って、おすそ分けしてみてはいかがでしょうか?